マイルドな甘味が魅力
甘い黄色いパパイヤは、熟した状態で特に甘みが強く、果肉が鮮やかな黄色をしています。この種類のパパイヤは一般的に人気があり、果肉が柔らかく、甘味が豊かなので、生食やスムージー、フルーツサラダなどに適しています。選ぶ際には、果皮が黄色くなり、柔らかく触ると少し押すと沈む程度の熟成が進んだものが最適です。また、室温で熟成させることで、甘みがより引き立ちます。
産地であるタッピ(Tupe)は、フィリピン・ミンダナオ島、南コタバト州のフルーツ・バスケットとして知られています。自然条件がパパイヤの本家ハワイ島のカポホに似ている他、コンスタントに降る雨がパパイヤの生育要件を満たしており、マイルドな甘味を作り出しています。
パパイヤの糖度は水分量に大きく左右される為、水はけのよい土壌を選び、日本向けの収穫基準を設けて栽培しております。
パパイヤには辛味成分であるイソチアシアネートという分解酵素が含まれております。これは大根やワサビにも含まれておりますが、がん予防が期待されている成分です。完熟ではないときに苦味を感じることもありますが、雨量が多い産地の特性により苦味が少ないパパイヤと言われています。

